恋のダンスパーティ１

「恋のダンスパーティー」　はじめにｖ

実はこの作品、某お方との合作にする予定で書いた作品でした。
１話をその方が、２話以降をロンアルが書きました。
諸事情により相手の方と連絡がつかなくなってしまったため、１話は掲載許可が取れないまま幻の作品となり（涙）、２話目以降を単独で発表させていただくことになりました。
１話はいきさつをかいつまんだダイジェストでお送りいたします！
「ダンスパーティー」、「黒いミニ・ドレスのプレゼント」という重要なテーマを下さったＳ嬢に心からの感謝を！

恋のダンスパーティー１　「物語の発端」

パーティーの準備に余念の無い女王候補たち・・・そんな中、ロザリア宛に差出人の分からない荷物が届く。
荷物の中身はパーティー用のドレス。
「送り主の分からないドレスを身に着けるわけにはいかない、オリヴィエの用意したドレスを着る」というロザリアに、オリヴィエはこうアドバイスした。

「そういう時は両方着るのが正解だよ。・・・そのドレス、すっごく似合ってる。さらっちゃいたくなるくらいにね。そのドレスはラストダンス用だよ・・・。」