〜呼び出し〜

(画、文:月読紫苑さま)

 

 もうすぐ、もう少し。この一角を抜ければ森は切れる。そして、その先に貴女の待っている湖が有る・・。
「急に呼び出したりして・・・怒っていないでしょうかねぇ〜。」
などと、心配そうな事を言いつつも、顔は全く心配していない。そう、貴女はきっと怒っていない。遅れた私をみて、ちょっと拗ねながら、でもとびっきりの笑顔で答えてくれるだろう。いつもと同じように・・・。
「最近、忙しいかったみたいで・・なかなかお逢いできませんでしたし・・。それにどうしても貴女に会いたくなったんですよ・・。」
腕の中で揺れる黄金の輝き。そっとその輝きを壊さぬように持ち直すと、緩やかな風に吹かれて花びらが踊る。
「貴女の笑顔は、この花によく似ている・・と、そう思ったんです。いつも前向きで、辛いことがあっても、悲しいことがあってもきちんと受け止めてなおかつ、笑顔でいられる。私は、そんな貴女の姿勢が・・とても大好きなんです・・。」
語りかけるように腕の中の存在を見つめながら呟くと、まるで理解しているかのように、花びらが揺れる。
「ありがとう・・。いつもは、口べたでなかなか思ったことが伝えられない私ですけど・・今日はあなたの力を借りて・・。貴女に伝えたいんですよ。本当に貴女のことを愛していると・・。」
向日葵のような貴女。そして私は、そんな貴女が見つめる太陽になりたいのです。貴女だけの太陽に・・・。
貴女が私に向けてくれる微笑み、どんなに忙しくても疲れていても、私といる時間を作ってくれる心遣い、そんな貴女の行動に言葉に仕草に・・私はどんどん惹き付けられる。 そして、そんな貴女を見ていると、どうしても思ってしまう。貴女だけの太陽になりたいのだと・・・・。
貴女は・・応えてくれるでしょうか?
貴女も・・私のことを思ってくれているでしょうか?

暑い日差しも、森の木々と湖のせせらぎに遮られこの場所には届かない。
・・・貴女の場所まで・・もうすぐ、もう少し。ゆっくりと光を遮る木々がとぎれそして・・・・

「       」




ロンアル様☆
・・すいません!!(もう先に謝ります。ごめんなさい)以前、私の1stイラストの時にめちゃくちゃ暖かい感想を頂いて・・・調子にのってやってしまいました第2弾です(滝汗)
あの。。しかも自分の所の暑中見舞い含め4パターンもあるなんて・・
酷い失礼なことしてますよね私・・。(殴)
でも、素敵な創作見せて頂けて、本当に嬉しかったんです!!(はい、実はあの創作をもらったときから・・これを作ってました←一体どんだけ時間かかるんだよ〜)
なのに、超初心者のこんなもの送りつけてしまって・・すいませんです・・・
その分、精一杯書きました!ありったけの愛情込めましたので・・・
ロンアル様へ・・・・”愛をこめて”・・捧げます。(←ご迷惑なら遠慮せずにゴミ箱にぽいしてください!)


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